Evolve GTX改
EVOLVE GTXのバッテリー容量をノーマルの360Whから900Whまで大幅に増量してなおかつVESCに換装する。ノーマルと大きく変わらない外観とパワーながら、飽きるまで走れるスタミナモンスターマシン。1充電あたりの走行距離に特化している。BMSはあえて小型の35A放電の物を使用。それでもノーマルのGTXとパワーは同等。のんびり走りたい時の相棒。最終的にクラウドウィールでセミATという構想から、トルクボード110mm72Aウィールによって静かに気持ちよく走るストリートボードへとコンセプトが変わった。
6インチタイヤATボード
お気に入りの一台。ハブモーター機では嫌になるような荒れたアスファルトでもペースを落とさずにガンガン走れる。コンフォート、パワー、超絶なスタミナを兼ね備えたGTマシン。ランドヤッツEVOデッキ、Haggy boardベルグマイスターホイール、6インチタイヤ、ギヤドライブ。バッテリーはサンヨー 18650GAを12s10pで組み、公称容量は実に1512Wh。一回の充電でとくエコランを意識せずそこそこのペースでも60kmは走る。ゆっくり走れば80kmも可能だろう。ATと言えども6インチなので本格的なオフロードには向かない。
AE board AE2改
格安ボードのAE2。Ling Yi ESCの出来の悪さに業を煮やし、怒りに身を任せて改造しまくる。どノーマルから始まり、バッテリーの換装(サムスン35E10s4p504Wh)、ESCの換装。(Ling Yi ESC→ ホビーウイングESC →Flipsky FSESC4.20プラス) さらにはドライブの変更まで目論む。格安ボードを買うことがどういうことになるか、改めて問われるシリーズ。はじめから良いボードを買うべきなのか? 激安ボードのチョイスは弄り倒す口実か?激安ボードを弄ることにより新しい世界が見えてきた!
ランドヤッツEVO 40T12s4p
このボードの核となるのはデッキとバッテリー。ドライブとVESCは時とともに変わる可能性がある。とりあえずはじめはトルクボードのダイレクトドライブ90KVとFOCBOX Unityの組み合わせ。途中からドライブがAVIO Gear Drive MK2ヘリンボーンに変わった。進化していく電動スケボーの世界において、最新のパーツを使うための実験台的なベースボードという感じになるかもしれないし、そうならないかもしれない。
Evolve Bamboo GT改
電動スケボーを通じて知り合った知人のボード。バッテリーをダブルスタック化するということで私も少しだけ協力させてもらい、その過程で新しい改造技法を習得させてもらった。バッテリーは20700B・10s6p864Wh。ATタイヤはEvolve6インチ。このボードで培ったエンクロージャー内の容積を増やす技法は、のちのDIY電動マウンテンボードに活かされた。
Carvon EXO改
Carvon社の経緯は下の「 Carvon EXO紹介」を参照。このEXOをこともあろうか、鉢植えの受け皿をエンクロージャー代わりに使うというおっさんの安易な思いつきからこの改造は始まった。果たして上手くいくのか?ちなみにこのEXO、ドライブの特徴としてトップスピードは意外と伸びるかわりに登坂力に乏しい。
マルチボルト 1号機
電動工具メーカーであるHikokiのマルチボルトバッテリーは36Vと18Vが工具によって自動で切り替わるという。その秘密は工具側の電極にアリ。36Vで接続すれば電動スケボーのバッテリーとして使えると考え、1年間ダラダラと考えつつようやく実行に移した。このブログには書いていないが紆余曲折、悩みに悩んだのがこのボード。どういう構成にしようか散々迷ったが、結局はバッテリー2個並列、またはひとつでも走るという仕様になった。デッキやドライブもめちゃくちゃ迷った挙句、結局余り物で済ませた。実験機の色合いが強い。電動工具用バッテリー転用のコンセプトはかなり気に入っており、2号機3号機と続く可能性が高い。
Torque boards Blue
イメージカラーを青としたボードで、自作におけるいくつかの新技法を採用している。コンパクトなFlexi BMSとバッテリーPCBを使ったバッテリー構築、デッキのラッピング、DAVEGA Xの使用など。さらには3Dプリンターでいくつかこのボード専用の部品を新規で設計しており想定外に手間と気合が入ったボードとなった。走りもそれを裏切ることなく、トップスピード、トルク、コントロール性、スタミナ、重量、乗り心地、ビジュアルと、全体的に優れたボードとなった。
DIY 電動マウンテンボード
依頼品。預かったMBS社のマウンテンボードデッキを元に作成。Flipskyの電動マウンテンボードドライブ、FOCBOX Unity、VX1リモコン、自作サムスン40T12s3pバッテリー、Flexi BMS、eboosted ユニバーサルMTBエンクロージャー、metr proを使用。3Dプリンターで作られた自前設計の部品もあり、意外と手間が掛かっている。Flipskyのドライブがどんなものか若干の不安もあったが出来上がってみればけっこう走れるボードに仕上がった。依頼者はマウンテンボーダーであり相当なライディング技術の持ち主。芝、フラットダートなどをバリバリ走り、スライドまでこなす。つまりこのボードはそういう走りに耐えうるポテンシャルを秘めている。走破性だけでなく走れるフィールドも幅広い。このボード作成で培った技術を活かして今後も電動マウンテンをちょいちょい作る流れになりそうだ。
ENDEAVOR Pro ちょい改
PROPEL ENDEAVOR ProはBaja boardの中華ジェネリック的な存在。サスペンション付きATボードに乗りたいということで久々に完成品を買ってみた。一言でいえば素晴らしい電動スケボー。走り良し、バッテリー良し、VESCなので数値を弄れる(保証の対象外)、そしてコスパ良し。これ一台買うだけで電動スケボーライフを存分に楽しめるだろう。ただし欠点もある。気になる人は下のレビューを読んでいただきたい。ちょい改というのは、metrを取り付けてVESCの数値を少し弄り、 自作Shred lightsのマウントを取り付けただけである。
マルチボルト2号機
HiKOKIマルチボルトバッテリーを使用した電動スケボー第二弾。1号機は実験機の意味合いがかなり強く、散々迷いながら結局あり合わせの部品で作った経緯があった。2号機はもう少し走りや快適性を追求し、普段から乗ってみようと思わせる作りを目指した。1号機の反省点を生かし、バッテリーのマウント方法を前後から左右に変更している。快適性を優先して6インチATベルトドライブ採用、これはevolveのドライブ転用だ。トップマウントで剥き出しのESC、TPUショックパッドと新たなビルド方法も採用した。