マルチボルト2号機作成 その②

前回のバッテリーホルダー作成から、今回はそれをデッキに取り付ける作業。

↑ 前回に言っていた「やらかした大失敗」とは、鬼目ナットのサイズ間違いである。3Dプリンター製バッテリーホルダーはM3ネジ基準で作ったのに、デッキ側の穴はM5の鬼目ナットを使ってしまった。仕事なら「てめー、何やってんだ!このアホンダラ!」と罵られるくらいのやらかしだが、これは個人の趣味なので本人の責任においてどうにかするだけである。
↑ ということで土台の出番。3M社の「VHB超強力両面テープ」を使って土台をデッキに貼り付ける。この両面テープは以前投稿したTPUショックパッドをデッキに貼り付けるのにも使用する。かなり多様な両面テープだ。やらかした穴は鬼目ナットだけ取り外してそのまま放置することにした。
↑ VHBテープだけでもイケるんじゃね?ってくらいに強力に貼り付く。ご覧のとおり、バッテリーホルダーを掴んでデッキごと持ち上がる。
↑ それでも走行中に外れたら嫌なのでタッピングビスで6ヶ所固定。緑色のラッピングが一部剥がれているが気にしないでほしい。ここはバッテリーホルダーを付ければ見えなくなる。

結果として土台とバッテリーホルダーを分けたこの2ピース構造はアリだと思った。取り付けしやすい。デッキに穴を空けての鬼目ナット装着ほど位置決めもシビアではなく誰もが特別な技術を要せずに取り付けができる。

↑ 土台の上にバッテリーホルダーをM3キャップネジで取り付け。
↑ 取り付けたらこんな感じになった。悪くない。2つのバッテリーの隙間をもう少し間を詰めてもいいかな?というところだ。今回は内部配線の余裕も加味してこの寸法にしてみた。再設計するならもう1cm詰めても良いだろうと思った次第。
↑ 電圧チェック。とくに問題なし。合計で39V。

次回はESC周り、出来上がったTPUショックパッドの紹介と取り付けあたりをやっていく。