ギヤドライブ & 6インチAT

↑ トルクボードダイレクトドライブからギヤドライブ&6インチATタイヤに入れ替えた。

↑ このボード。はじめはギヤドライブ&ストリートウィールだった。

↑ その次にダイレクトドライブ。

そして今回6インチATとギヤドライブへの変更。こうしてドライブを入れ替えて遊べるのが自作マシンの良いところだ。FOCBOX unityの設定をちょちょいと変えてやるだけでどんなドライブにもESC側が合わせられる。

↑ 今回使用しているHaggy boardのベルグマイスターホイール() 右はEvolveの7インチ。推奨空気圧が少し違う。ベルグマイスターは60psi(4.1気圧)。Evolveは50psi(3.5気圧)だ。空気を入れるためのバルブはどちらも米式。

今回走ったのはアスファルトではあるが路面が悪いという場所。ABEC11のスーパーフライ107mmやトルクボードダイレクトドライブ110mmでも振動がキツくて嫌になるような過酷な路面だ。しかも片道約15km、往復で30km。ハブモーターのマシンでは振動に耐えられずに壊れる可能性が高い、そんな路面。今回ATに変えた理由のひとつ。

ベルグマイスターホイール&6インチタイヤ、期待にしっかり応えました!ストリートウィールでは振動で嫌になる路面でもそんなにペースを落とさずに走れる。ドロップダウンと組み合わせれば車高もそんなに上がらない。14mmライザーパッド1枚でダブルスタック用のエンクロージャーを使っていても問題なし。

6インチとはいえATタイヤだけに転がり自体は悪い。アクセルを抜けばスーッと減速する。常に薄くアクセルを開けて走り続ける感じだ。

↑ やはりATタイヤという感じだが、Evolveの7インチよりはストリートウィールっぽいフィーリング。

↑ 95%から走りはじめて、30kmを走り終えても58%残り。ATにしては上出来だ。ちなみにトルクボードダイレクトドライブでも同じコースを走ったが、そちらでは100%スタート、70%残りだった。振動が嫌でペースが落ちたのも影響があるかもしれない。バッテリーは12s10p、1512Wh。電動スケボーでこれを超えるのは世界でもそんなにないであろう大容量だ。Evolve GTRの実に3倍の容量だ。

ギヤドライブも相変わらずトルク、ブレーキともに優れている。信頼性は抜群だ。モーターの熱も気にならない。50〜70度の間で推移している。FOCBOX Unltyのサーマルカットオフデフォルト135度などはるか先だ。

理想を求めてドライブを変えたが、やはり私としてはギヤドライブが良い。6インチATも快適かつそこそこのペースで走れて良い感じだった。6インチATは砂利道とかオフロードというより、やはり路面の悪いアスファルト向けだろう。今回のニーズにベストマッチだ。

私が導きだした結論は、大容量バッテリーのマシンにはATが良い。ストリートウィールモデルにはそんなに極端なバッテリーは必要ないということだ。限られたエリアを走る分にはストリートモデル、どこまで行くかわからないときは大容量バッテリーとATが頼もしい。

今回のマシンはかなり良い仕上がりになった。もうドライブを変えることもなさそうだ。それくらい良かった。