21700版マルチボルト2機で走行距離を測る

前回の投稿で書いたとおり、21700版のマルチボルトを2機装着してマルチボルト2号機を走らせる。BSL36B18が2つ。名目上は144Wh×2個で288Whだ。デカいバッテリーが2機装着されていると見た目もいくぶんゴツく見える。

↑ スマホアプリで測定した。結果はご覧の通り。

6インチATだとまあこんなもんか、という感想だ。ストリートウィールならば、もう3割程度伸びるのではないかと思われる。

今回の詳細を説明するとルート的にはほぼ平地。風はさほどでもない走りやすい状況だった。12kmあたりから明らかにパワーダウンを感じはじめ、13kmの時点でトップスピード20km/hを下回る。14kmの時点ではほぼセニアカー状態、そのままノロノロと進んで停止したところで計測もストップ。

12kmあたりまで平均速度26km/hくらいだった。ラスト2.5kmのヘロヘロ走行で最終的な平均速度を落としている。

計測終了後、20m程度の下り坂をブレーキを掛けながら下り、回生充電をしたあとは少しだけ元気に平地を走ることができた。いちおう回生充電をしていることが確認できた。なぜこんなことを書いたのか、それは電動工具として使用した場合、回生充電をすることが無いからである・・・ということで念のための確認をしておきたかったのだ。

最後に、そこまで走り切ったマルチボルトバッテリーの電圧を測定したところ、それぞれ32.1V、31.8Vとおおよそ32Vだった。ということで今回の実験終了。そして3号機の構想(妄想?)を練り始めるのであった・・・・

※この次の投稿マルチボルト 追記事項にて、マルチボルトはバッテリー内部のBMSによって充電電圧が41Vに制限されていることがわかった。42Vまで充電できるならば、レンジはもう10%程度伸びるのでは?と推測される。