前回に少しだけ触れたが、トルクボードデッキの詳細がわかってきた。
40インチのダブルドロップ。しかし1番注目すべきは680 x 168 x 15mmに凹んだバッテリースペースだろう。これがとても素晴らしい。168mm幅というのは21700セルを8本並べられるということだ。
例えばサムスン50T・12s4p・864Wh。パワーはそれほどでもないが、けっこうな距離を走れるボードを作れる。
サムスン40T・12s4pなら691Whながら、パワーボードを作れる。
そして15mmの凹みなので、シングルスタックバッテリーならエンクロージャーの突き出し量も減ってスマートな見た目になるだろう。ダイレクトドライブと組み合わせれば見た目は電動に見えないのに超絶ハイスペックというボードを作れるだろう。
エンクロージャー固定用のボルト穴がはじめから開いているのも良い。これを自力で開ける作業は結構めんどくさいのだ。ドリルで穴を開ければ木屑も出てくる。
↑ エンクロージャーも賢い。ESC収納スペースは上下に39mmの高さを設けている。これはFOCBOX UnityとBMSを二段にして搭載できるということだ。
現時点では究極の電動スケボー用のデッキと言える。ダブルドロップで重心は低くなるし、バッテリースペースの凹みのおかげで見た目にスマート、かつ厚みを出さずに大量のバッテリーセルを入れられる。21700に対応したのも偉い!最近まで18650に合わせたものしかなかったのだ。ようやくといったところだ。
またバッテリーを組めない人でも18650の12s4pをオーダーできる。518Whだ。
トルクボードでは21700の12s8pまで搭載できるエンクロージャーをリリースするとしている。Samsung 50Eを使えば1728Whだ。
このデッキなら自作の敷居をかなり下げてくれるだろうし、かなり楽にハイスペックなボードを組めるだろう。電動スケボーにおける究極の答えと言える文句のつけようがないデッキだ。