2018年がハブモーター全盛であったという話はこのブログで散々しているのだが、2019年も終わりに近づいた現在において、
いつのまにか中華ボードもベルトドライブが主流になりつつある状況になっている。
Ownboard W2がベルトドライブだ!Wowgo 3Xもベルトドライブだ!と少し前はそんな雰囲気だったのだが、気づいたらそれ以外にも中華ベルトドライブボードはかなり出ているのだ。
↑ Yecoo 2S。おそらく最安のベルトドライブボード。216Whのモデルでも$439。ハブモーターのモデルは廃止になったようだ。ESCが少し怪しい・・・ホビーウイングではないようだ。エンクロージャーが初期の中華のまま・・初代Meepoなどで使われていた汎用エンクロージャーだ。安さの秘密はそういうところだろう。
↑ Yecoo GT。画像の通り2 in 1。Yecooも今ブラックフライデーの最中であり、15Ahモデル(サムスン35E10s4p504Wh)をポチると$899→$764.15の15%引きになる。この値段はヤバい。これもESCがちょっと怪しい・・・デッキもフレックスのようでフレックスではない気がする。
↑ Apsu board X1。 Apsu boardは中華メーカーでありながらハブモーターモデルを扱っておらず、すべてがベルトドライブであり拘りを感じる。個人的には非常に好きなメーカーだが全体的に少し値段が高め。それでもこのX1はコスパが良い。穴あきウィールに換装すれば乗り心地もさらに良くなるだろう。VESCに載せ換えても面白そうだ。パナソニックセル仕様で460Wh。日本への送料は$50でトータル$729だ。
↑ Apsu AP ステルス。Apsuのストリートモデルフラッグシップ。35E10s5p仕様は$1079(送料別)とかなり高額になるが、ここまでいけばもう弄るところもない。ベルトドライブ、穴あき105mmウィール、フレックスデッキ、フレックスエンクロージャー、シングルスタック35E10s5p 630Wh。中華の最強パーツがフル装備。言うことなし。快適にたくさん走りたい人向け。
↑ Apsu AT GTR。いまのところ唯一無二の電動中華マウンテンボード。他では真似できない素晴らしい走破性。8インチタイヤは伊達ではない。名ばかりのATは道をあけろと言わんばかりだ。(2代目セリカキャッチフレーズは「名ばかりのGTは、道をあける」である)
↑ Vestarブラックホーク2in1。ストリートオンリー$1199、ATオンリー$1299、2in1は$1399。ブラックフライデーによりクーポンコード適用で20%引きになる。ATはエアレスの穴あき6.5インチタイヤ。ATとしての走破性を期待するならApsu AT GTRに軍配が上がるだろう。ストリートでもApsu ATステルスは穴あき105mmウィール標準ながらわずかに値段が安い。しかし今ならクーポンコード適用で僅差でどうにかという感じか?35E10s5p 630Whはもはや中華ハイエンドの定番バッテリーか?Vestarは最近頑張ってるメーカーだ。
↑ Vestar V2Pro。バッテリーを上級グレードのパナソニック3.2Ahの物にすると10s3pG345.6Wh。そこにブラックフライデーのクーポンコード適用+日本への送料$100でトータル$649となる。構成としてはOwn board W2に近い。今そのOwn board W2もブラックフライデーセールでサムスン30Q324Whモデルだと送料$95で総額$644である。下で紹介するナイトフューリーとの明確な違いはエンクロージャーの大きさだろう。V2Proは10s3pだが、ナイトフューリーは10s4pである。
↑ Vestarナイトフューリー。これに関しては前回投稿した。今はBF20のクーポン適用+送料$100で総額$739.2。35E10s4p 504Wh。ベルトのオートテンショナーで12T〜15Tまでモーターのピニオンギヤを変更できる。加速やブレーキが鈍いという話もある。装備と価格でApsu X1といい勝負だ。
あとはWowgo 3X、Own board W2、Own board ATというところか。意外にも中華ベルトドライブは多い、そして改造ベースにも良いだろう。FSESC4.20Plusも最近安いので、ベルトドライブ中華ボードをVESC化するのも今が楽しいのかもしれない。バッテリー容量も500Whあたりが当たり前になりつつある。もう欧米豪の高いボードを買う理由が消えつつある時代だ。