私は常日頃から電動スケボーについて、ああだこうだと考えている。終わりのない理想の追求。頭の中で色々思い描く。「こんなパーツがあれば良いのに。」「なんでこういうのが出てこないのか?」
そんな日々を送るなかでそれは現れた。私の思い描いたアイデアをすべて実装した電動マウンテンボードが!シンクロニシティ?理想を追求すると似たような形に行き着くのか?
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いまはイギリス在住の人しか買えません。値段も高い。2750ポンド。日本円なら41万円オーバーだ。いずれワールドワイドに展開するのか?リンク先にこのボードに実装されたパーツとアイデアの数々が紹介されているが、その素晴らしさを深掘りしつつ私も紹介していく。
前回の投稿で電動マウンテンボードはデッキ形状によっては足が痛くなるという内容を投稿したが、これはそれを緩和するための製品だ。TPUで作られており、側面の凸凹な緩衝材的形状が画像からもわかる。しかもセンターにバッテリーケーブルを通すことができる。ビンディングも使えるように取り付け穴も空いている。先日、DIY電動マウンテンボードを引き渡した顧客とこんな製品があればいいね、と話していたところだ。
近年の自作界隈では人気のあるマウンテンボードデッキ。前後は水平、コンケーブもありますよと。
これの何が良いのか?最近の電動マウンテンボードのトレンドを見ると、結局ウレタンのブッシュが良いですよね?という風潮である。シーソーの中心のようなヒンジの付いたマウンテンボードトラックはその硬い部分で衝撃をライダーに伝えてしまう。Apex airトラックはセンター軸をブッシュ化することで衝撃を緩和する。硬さの調整も楽だ。メンテナンス性や調整の簡便さ、乗り心地を両立するならば結局こういう形になるというのを具現化したマウンテンボードトラックだ。公式では5度のウェッジライザーと組み合わせることを強く推奨している。
最後にバッテリーだが、APEXプレデターは頑丈な箱に入れてトップマウントとしている。前回の投稿でアリエクから様々なサイズの箱を購入できるので自分が求めるバッテリーサイズに合わせてチョイスすれば良いだろう。
私が直接プレデターエレクトリックマウンテンボードを買うことはないだろう。お値段高いし。しかしこれらのパーツを使ってほぼ同一仕様の電動マウンテンボードを作ってみたいと思わせる素晴らしい構成だ。・・・という紹介でした。