PROPEL ENDEAVOR Proをポチる

先日PROPELに関する投稿をしたのだが、それに伴い久々に完成品ボードをポチったッッ!

いつも「アレがオススメです」だの「私ならアレは買わない」だの偉そうに言ってるわりに完成品は滅多に買わないのだが、久々にコレは私に刺さった!ここは自作系のサイトなのでそもそも完成品を買わないのは自然な流れではあるが、そこはもちろん自作系ゆえに改造も視野にいれたうえでコイツをチョイスした次第。

心に刺さったポイントをいくつか書く。まず一度は乗ってみたい4独サスというのがひとつ。マウンテンボードトラックはハンガーが左右に繋がったシーソー型で真正銘からの段差に対してはサスが沈まない。しかしPROPELは沈む。この乗り味を一度は味わいたい。

次にバッテリー容量、ENDEAVOR Proは12s5pで1100Whほどだという。悪くない、及第点だ。ここはコスパのENDEAVOR Sと比較するところだが、Sは660Wh。これはちょっと物足りない。予算次第ではSも悪くはないが・・・

先日発売されたBackfireハマーは$1399、バッテリーは12s3p、セルの違いにより公称容量は違うがおそらくENDEAVOR Sはコミコミでハマーより安いだろう。ENDEAVOR Sの懸念はESCが謎なところだ。

そしてProはVESCベースのESCだという。色々調べてみるとどうもリモコンはFlipskyのVX2Proのように見える。つまり Uart接続。これに関してはPPM接続のVX1に変更したりmetr CANなどを追加できるかどうか、着弾しだい検証してみたい。いずれにせよ、イジれる可能性が多分にある。これがDIY派にとって大きいポイント。しかしVESCベースと謳ってはいるものの実際はどこまでユーザーが弄れるかはわからない。ファームウェアも不明だ。そこはモノを見て適当に考えよう。ようはあまり弄れない可能性もある。

ESCは問い合わせて聞きました。答えはコチラ。

PROPELの元祖ともいえるBaja Boardはお値段が高い、高すぎる。そしてリモコンは私の嫌いな人差し指トリガータイプ。ESCも独自。改造できなくもないが面倒くさそうだ。Baja Boardは欲しくても二の足を踏んでいたのだ。そこにPROPELの登場である。

タイヤは8インチ。8インチタイヤはアリエクで容易に買える。タイヤは供給に困ることがないがサスペンション周りの耐久性は未知数。ここは要検証だろう。

↑ 価格。船便と航空便が選べる。船便は$90、航空便は$220。紹介動画のYouTuberが提供してくれたクーポンコードで$54ほど割引。航空便は地域ごとに選択肢があるのだが、PROPELは日本への配送オプションを用意してくれている。これもポイント高し。最近は「日本には配送しません」パターンが多くて購入を断念したケースもあったのでこれは素直に嬉しい。

価格自体もEvolve Hadeanのオーストラリア、米国価格よりも安い。Hadeanのボード単体よりもENDEAVOR Proのコミコミ価格の方がはるかに安いのだ。$400くらい安い。送料を加味したら$600くらい差がつくだろう。Hadeanの日本でのリリースや販売価格はまだ未定だがおそらくENDEAVOR Proより高価になるだろう。それでいてバッテリー容量は400Wh以上の差がある。バッテリー容量は実に1.6倍差。

実際の良し悪しは乗ってみないとわからないが、弄れる余白があるのは大きい。コイツには可能性を感じる。残念ながらバッテリーの増量はやらない。ここは吊るしの1100Whで妥協するとしよう。

で、何を弄るのか?Davega Xは使えるのか?とか、metrは使えるのか?3dプリンターでShred lightsのマウントを作ったり、転がし運搬用のノーズハンドルを作るのも楽しそうだ。夢が広がる。

そして4独サスの走りは走る場所を選ばない強力かつ楽しい遊びのツールとなるのか?着弾を待つ。