↑ BKB Duo。公式ページはこちら。
BKB、例によって組み立てキットである。ハンダつけ不要。たぶん組み立て自体はプラモデルよりも簡単だろう。
↑ 前作のBKB Tayto組み立てキット。今は在庫がないようだ。
前作と今作、実のところ電動としての部分に大きな違いはなく6354モーター、ベルトドライブ、キャリバートラック、10s3pバッテリーは共通だ。
今作のデュオのアピールポイントはフレックスデッキと6インチタイヤへ換装可能ということ。これは前作のTaytoキットにはなかったメリットだ。
↑ クラウドウィールも使える。標準装備の97mmウィールから6インチATタイヤに替えると電費は半減する。乗り心地や走破性とのトレードオフだ。
↑ 比較ライバルとしてExway Flexを持ち出してきた。昔はよくboostedが比較対象になったがもう時代は違う。
BKB DuoのメリットはまずVESCだということ。これはすごくメリットがある。パワーとブレーキの調整は自由自在だ。
6インチATタイヤ・・・は324Whのバッテリーだと少し心許ない。そのかわりフレックスデッキと合わせて乗り心地は素晴らしいものになるだろう。クラウドウィールやトルクボードの110mm72Aと組み合わせてみたい。
キャリバートラックと6354モーターのベルトドライブ。実はコイツの価値がメチャメチャ高い。これをドライブ単体で買うだけでも$400〜500はする。BKBの最大の価値はこれだ。動力性能も文句ないし97mmから6インチタイヤまで使える懐の深さも良い。(ただしプーリーとベルトをセットで交換することになるが)
サムスン30Q10s3p。これも良い。中華boostedクローンの平均より上のバッテリーだ。
留意点としてはVESCはFlipsky FSESC4.20Plusなので12sバッテリーは使わないほうが良いということ。このデュオは元から10sバッテリーが付いてくるのでそういう事をする人はいないと思うが一応念のため。
個人的な意見としては初めて買うなら大いにアリだと思っている。中華ボードも高級機はそれなりに価格が高くなっているので中身を考えればこれは競争力のある良い製品だと思う。性能も良い。なにしろ組み立てキットなので修理も簡単だ。壊れてもその部品だけ買い換えれば良いし自力で交換も出来る。
強いて言えば324Whのバッテリーが趣味で乗り回すボードとしての視点ではチョイと物足りないかもしれない。
あと6インチタイヤを装着すると車高がかなり上がる。ウィールサイズを幅広く対応するボードはこの問題が出てくる。Evolveやownboardのようなドロップスルーデッキなら良かったかもしれない。
↑ ローンチは8/1だ。