Torque Boards Blue 完全体

前回は走りという面で言えば完成していたが、まだ思い描いていた完成形にはなっていなかった。単純にあとちょっと付属品がたりなかったのだ。

↑ 足りなかった付属品、DAVEGA Xをついに装着した!

↑ 3Dプリンターでモータープレートガードも作った。青いTPUフィラメント使用。

走りに関しては前回と変わらないので、今回は主にDAVEGA Xの使用感のレビューとなる。結論から言うと「これ面白いし便利だよ!」という感想だ。

↑ 走っている時はスピードが黄色く大きな数字でリアルタイムに表示される。下半分の4つの数字は

左上・・バッテリーの電圧

右上・・1kmあたりの消費Wh

左下・・トリップメーター

右下・・あとこれだけ走れるよという目安(km)、残りのレンジの見込み

1番下の横バーはバッテリー残量ゲージだ。

ちなみにドン・キホーテで買った反射防止フィルムもなかなかの活躍だ。晴れた日でも見やすい。

↑停車すると、スピードが表示されていた箇所に残りのレンジが表示される。残レンジ24+トリップメーター17.6=41.6kmが概算の走行可能総距離の見込み数値ということだ。あくまで参考値。この時、右下はMOSFETの温度が表示される。止まってる時に速度ゼロを表示しても無駄だということなのだろう。うまく出来ている。

↑ Flexi BMSと連携すればセルバランスもわかる!右ボタンを押すとこの画面になる。見事にセルバランスが揃っている。4.2Vからここまで電圧が下がっても12直列すべてにバラつきが無いということはバッテリーには何も問題がないという証拠だ。

常にスピードがわかるのはかなり便利だと思った。トリップメーターも便利だ。残レンジは参考程度かな?走りもゴキゲン、DAVEGA Xも見ていて楽しいし状態を把握するインターフェースとして秀逸だ。このTorque Boards Blueは素晴らしいボードに仕上がった!

設定を変えたり細かく状態を知るならスマホとmetr、サッと手早く重要な情報を知るならDAVEGA X。こんな感じだ。注意点は「走行中にDAVEGA Xを見すぎると危ないよ」というところか。しっかり前を向いて走ろう。

正直なところDAVEGA Xを甘くみていた、別にいらないでしょ、スマホでmetr見ればどうにでもなるでしょ、と。しかし実際に使ってみたら便利すぎた。スマホをポケットから出してアプリを開く手間すらほぼ無くなった。

DAVEGA X オススメです!