新型Shred Lights SL-200

Shred Lightsは電動スケートボードの定番のライトだ。私が3Dプリンターを使い始めたのもこれのランドヤッツEVO用の取り付けブラケットを作り始めたのがキッカケだ。特別な思い入れがある。

そのShred Lightsがガラリとモデルチェンジした。旧型は即終売。外国人はこの辺の切り替えが早い。サッと移行する。公式HPも旧型など存在しなかったかのような趣だ。

↑ 数日前にようやく到着した。画像は充電中。左のうっすら赤く光っている時は充電の途中。右のうっすら緑色に光っている時は充電完了だ。

↑ 上は旧型、下が新型のSL-200。1cm強長めになっている。

今回はブラケットに固定する方法が大幅に変わっている。旧型はゴムのボディを無理やり引き伸ばしてブラケットの前後にフックさせていたが、今回はスライド式。

しかしこのスライド、「シュコっ」と気持ちよく滑りながらスライドする感じではなく、「ぬる〜ん」と抵抗を感じさせつつスライドさせる。

ボタンは両サイドにある。旧型よりも手探りでわかりやすい位置、手触りだ。消灯させるとき、片方のボタンなら長押し、両サイドのボタン同時押しだと即消灯する。

↑ モードは6つ。点灯3つに点滅3つ。両サイドにあるボタンをどちらか片方を押せば6つのモードが1つずつ切り替わる。個人的にフラッシュはあまり使いたくない。てんかんを起こしそうなくらいバシバシと点滅して目が疲れる。

↑ これは今回使って思ったことだが、公式の通り、旧型よりも遠くに光を照らすことに焦点を当てている。

↑左が新型、右が旧型。より遠くを照らすような作り。

↑ 旧型

↑ 新型。

今回のブラケットはやたら頑丈に作られている。人力で曲げることはほぼ不可能。厚さが2mmもある。

私としては、さっそくランドヤッツEVOに使うためのブラケットを作りたいということでA案とB案を用意した。ランドヤッツEVOデッキは、何も対策なくそのまま付けるとライトが15度も上向きになってしまう。

↑ A案。3Dプリンターでブラケットの角度補正スペーサーを作った。しかしこれは致命的な欠点がある。

↑ ハンガーに当たるため、マウントを画像のようにブッタ切る必要がある。

↑ さっそく切った。やたら分厚い鉄板なので切るのがものすごくしんどい。しかも見た目が悪い。

↑ そこでB案。旧型で使ったやり方を踏襲する。3Dプリンターでハンドルからライザー、ライトブラケットまで作る方法。今回は青い旧型用の部品だけ新規に作る。

↑ さっそく作った。純正のブラケットと同じような平らなデザインだと強度を保てない。なので四角い囲いのようなデザインで強度と剛性を確保した。自分で言うのもアレだがなかなか良い感じだ。しっかりスライドしてロックしてくれる。

これに関しては要望、需要もあった。ある人に見せたところ、A案は反応もあまり良くなかった。

「前回のやり方のほうが良いんじゃない?」

意見は真摯に受け止めて、なんとか頭をひねって強度を確保したデザインのB案を作ったのだが、結果的に良かったと思っている。近いうちに自作マシンに付け替える予定だ。