2019.8 個人的に欲しい、または個人的な観点でオススメする電動スケボー

いつも私がオススメするのは低価格な中華ボードばかり。これはコスパ、またはこれから電動スケボーをやりたいという人の観点からオススメしている。

今回は私個人の観点からオススメする、または個人的に今気になっているボードをピックアップしてみる。おそらくあまり参考にならないだろう。電動スケボーの嗜好は人それぞれだからだ。

「俺はこれが欲しい!」と言われてもそれを聞いた他人からするとピンと来ないケースが多い。

今回の傾向として重さは考慮してない。性能や1充電あたりの走行距離、乗り心地、弄りやすさなどを重視している。

Bioboards Thorium X

2WDのトリウムXを勧める。AT、ストリート、これは好みや環境に合わせれば良いだろう。とにかく速い、パワーもトルクもある、boostedやevolveとはスピードレンジも違う。乗り心地も良好、直進安定性も高い。ブレーキもしっかり効く。

Xなら自力でかなりのバッテリーセルを積める。12s8pは堅い。X4(4WD仕様)はFOCBOX Unityを2つ使うのでどうしてもバッテリースペースにそこまで余裕がない。

しかし欠点は日本に輸入するならば、バッテリーだけは自作しなくてはならないこと。バッテリーを自作できればこれほど良いマシンもない・・・がスピード派向け。Raptor2.1すら物足りない、とにかくスピードを楽しみたいならこれだ。

今回紹介する中では値段も飛び抜けて高い。50km/h以上で走れるボードを欲しているならばオススメしたいところだが、これを楽しめる人間は少し限られる。

Apsu board GTR

今、個人的に気になっているボード。いままであまりなかった低価格な電動マウンテンボードであり、性能にも期待できそうだ。8インチタイヤ、マウンテンボードデッキ、6384モーター、10s5pバッテリーなど装備も本格的だ。ホビーウイングESCなのでスロットル・ブレーキの両方のフィーリングも問題はないだろう。VESCに載せ替えても面白そうだ。オススメというよりは気になるボードという感じだ。

AEboard AX Plus

性能と価格の両面で良いと思う。サムスン35E10s5pでいきたい。かなりの距離を走れるだろう。105mmの穴空きウィールの乗り心地も気になる。モーターも800W×2で、平均的な中華ボードよりもパワーがある。これを私が買うことはないが、人にオススメするならこれだ。電動スケボーが好きな人ならばバッテリー容量は絶対的な指標となる。

BKBの自作キット

自作キットとはいえ、私から見ればほぼ完成品みたいなものだ。とにかく内容と価格のバランスが素晴らしい。用途に合わせてシングルとデュアルを選べば良いだろう。VESC搭載、リモコンもVX1だ。これに関してはコスパでオススメする。日本に配送してくれないのが悲しい・・・

Trampa

今回、もっともオススメから程遠い電動スケボーだ。一度はトップマウントバッテリーのマウンテンボードに乗ってみたい。これで林道を走ればいつもとは違う楽しみがあるだろう。

これらをみてどう思うか、人それぞれだと思う。ひとつくらい琴線にふれる物もあるかもしれないし、まったく趣味が合わないと感じる人もいると思う。スタンダードなストリートモデルに飽きてきたら思い出してもらい、参考にしていただければと思う。