BKB Xenith (ゼニス)

↑ 急に現れたESC、 BKBゼニスだ。

見た目が多少異なるが、中身はFOCBOX Unityそのものである。OEMではあるがオリジナルのUnityに対しての友好的な業務委託ではなく、Unityを作っている工場へと BKBが直接交渉をしてBKBブランドとしてリリースするESCだ。

なにかと業界に敵が多いオリジナルUnity販売者に対するカウンターパンチのようにも見える。

いままでオリジナルUnityを買うには、危ない橋を渡るかのような微妙な立ち位置の会社から買う感じではあった。業界で多くを敵に回し倒産したenertion、突如消えたラプタークリアランスショップ、そしてDIY電動スケボーのビルドアドバイスプランやらFOCBOXパイロットリモートと称してFlipsky VX1を$99で販売する微妙な商売をしているMassiveStatorなど。かつては協力者の助けで米Amazonでも販売していた時期もあったが、協力者との仲違いの末それも僅かな期間にとどまった。

ちなみに私は過去にはenertionと米Amazon、ラプタークリアランスショップと、違う販社から幾度かFOCBOX Unityを購入したがいちおうすべて問題なく配送され製品を受け取った。

今回の BKBゼニスはより安心して購入できる、と思う。使えるアプリ、使い方そのものもUnityとまったく同じとのこと。

当HPではFOCBOX Unityの使用法を解説しているが、実はUnity消滅の危機にあった時に解説ページを消すハメになるかもと危惧していたのだ。今のところそのまま解説は残しておける状況でありホッとしている。

何度もこのブログで言っているが、なんだかんだでUnity(BKBゼニス)は自作電動スケボーを作るならベストなESCだ。今回意外な形で販社が増えたがこれは素直に喜ぶべきだろう。それだけFOCBOX Unityは優れているし値段も手ごろだ。倒産したenertionの元CEOであるジェイソン・ポッター氏は多くの敵を作ったが、そんな彼がリリースしたFOCBOX Unityをみんなが認めている。すべてが称賛に溢れたヒストリーではないところが面白いESCでもある。