DAVEGA Xとは電動スケボーのフロント側ベースプレートのネジ穴を利用して取り付ける情報インターフェースだ。VESCとセットで使用する。スピード、バッテリー残量、走行距離などを表示してくれる。
↑ ようやく来た!ちょっとした組み立てキットになっている。
半田つけが必須であり、またインストールに関していくつかの注意事項がある。
↑ v1.0か、v1.1か、どちらかというのは基板(液晶画面の裏側)に書いてある。2020.11現在オーダーしたものはv1.1のはずである。私のDAVEGA Xもv1.1だ。DAVEGA Xの接続は上の図のようにVESCのUARTに繋ぐだけであり、そのケーブルも付属している。とにかくv1.1なら5Vに接続する事はなんとしても避けろという警告がされている。
↑ ネジを締めすぎるな、という警告。アルミニウム製ベースプレートにハウジング(ケース)を取り付けるときはロックタイト243などの取り外し可能な緩み防止接着剤を使うと良いだろう。
↑ VESCのapp設定はPPM&UARTを選択、ボーレートは115200bpsだ。
↑ FOCBOX UnityのAndroidアプリではここでボーレートを設定できる。
↑ metrならModesにapp設定とボーレートの項目を加える事ができる。ようはmetrでも設定可能。
このPPM & UARTと、ボーレート115200bpsを設定しないとDAVEGA XはVESCからのデータを受信できず、数字がまったく表示されないので必ずこれを設定しよう。
↑ ハウジング(ケース)に、DAVEGA X 付属の透明アクリル液晶カバーを付けるかどうかはユーザーに委ねている。雨天走行や細かい砂が舞う悪路を走るとか、そういうことをしないならアクリルカバーは付けずに液晶に直接フィルムを貼っとけ的なことがユーザーガイドに書いてある。私はアクリルカバーは付けずにフィルムを貼ることにした。自分でカットできる反射防止フィルム。これはドン・キホーテで買ってきた。
透明アクリルカバーを付ける場合はシリコン接着剤でハウジングに接着する。これは防水防塵になるが、接着剤で付けるのはめんどくさい・・・というのもあった。
さらにめんどくさそうなブートローダー、ファームウェアに関しては、2020.10時点での最新のv3が両方とも入っていたので、今回はとくに何もせずそのまま使うことにした。今後のファームウェア更新のためにも自宅にWi-Fiがあるなら接続設定をしておくと良いだろう。私の環境ではIEEE802.11gで接続できた。少し古い規格の11gである。
ブートローダー = OS
ファームウェア = ソフト
このような関係であり、
ブートローダーv2.xxとファームウェアv2.xx
ブートローダーv3.xxとファームウェアv3.xx
こんな感じでブートローダー、ファームウェアともにメジャーバージョンは一致している必要がある。
今回はここまで。次回はDAVEGA Xを使用してボードを走らせてみる。