1年4ヶ月乗り続けているメインボードを思い返す

↑ 当HPでの自作・改造ボードの軌跡 にも紹介している6インチATボード。なんだかんだでこれが一番出番が多い。

これで一度走り出せば最低30kmは走る。

↑ 本日の充電直後。完璧と言える充電状態。自作のSANYO 18650GA 12s10p 1512Whバッテリーはいまだ絶好調だ。

これを作って1年4ヶ月経った今でも、このボードは元気に走っている。それまでノーメンテだったが、このたびデッキとトラックを接合しているネジを交換した。長さも適当、素材も適当なネジゆえに錆まくっていたのだ。

今回は長さをしっかり合わせてステンレス製のキャップビスに交換した。

ギヤボックスも片方だけ開けてみたところ、グリスはほぼ抜けていた。そして硬質ウレタン製のドライブギヤが少し欠けていた。ギヤの破片を取り除き、グリスを塗り直した。

簡単なメンテも終わり走ってみたが、今日も絶好調の走りをしてくれた。

↑ 本日は41.8km走った。Metrはこんな感じでログを残してくれる。今回載せていないが、このグラフはマップとも連動して、この時どこを走っていたかもマップで可視化される。

ボードのスペック的には充分。いまでも余裕で通用する。これを超えるボードを作るなら、過剰とも言える性能かつ何かしらの付加価値も必要だろう。

このボードが作られた時はまだスマートBMSはそこまで流行っていなかった感じがあり、当然Metrとの連携などはなかった。スマートBMS=デカいという認識があり、私はセルバランスのチェックよりも放電バイパスのために小さいBMSを使ってとにかくバッテリー容量を稼ぐことにこだわった。

当時はまだ21700セルもあまり使われていなかった。2020.10月の今ではもう21700が当たり前という風潮すらある。

あとははじめのボードの画像のとおりで、このボードのシュレッドライトは初代の旧型。このボードが作られた後に現行のSL200がデビューした。

走りの性能に関しては乗る人間の能力の上限に達していることもあってほぼ頭打ち。じゃあ次に求めるものは?・・というとさらなるバッテリー容量の増加と乗り心地、あとは付加価値となる。スマートBMSもその付加価値のひとつだろう。