花王 ケープスーパーハード

電動スケボーのブログにいきなり表題の整髪料の登場?その電動スケボーを自作するのに便利な3Dプリンター・・・に慣れ親しんだ人だと、ケープといえばピンとくるかもしれない。

3Dプリンターで電動スケボーの自作エンクロージャーを作ることになったのだが、エンクロージャーは3Dプリンターの造形物としてはかなりデカい。これには問題点があって、印刷している間に土台から造形物が剥がれることがあるのだ。造形物が火で炙ったイカのように反り返って、土台から造形物の角が剥がれるのだ。すると当然変形して、当初思い描いていた形にならなくなる。

そこで造形物と土台をしっかり密着させるにあたり色々な方法があるのだが、その中でもリーズナブルかつ意外な方法が、「印刷前の準備でケープを土台に吹き付ける」方法である。

この造形物が剥がれる現象に悩んでネットで検索するとすぐに出てくる。わたしも近所のマツキヨでケープスーパーハードを買って試してみた。数あるケープの中でもスーパーハードが良いらしい。ちなみに無香料だ。

結果、すごい効果だった。ビシッと密着してTPUフィラメントとBuild tak(土台)がキッチリ反り返ることなく密着した。印刷時間はじつに14時間。

↑ こんな感じで21700を4pで入れるエンクロージャー。真ん中の仕切りは剛性確保とショート防止だ。

↑ 裏返した底面。ここが土台と密着していた部分。まったく反り返ることなく印刷できた。

みんな言っていることだが、このケープを吹き付ける方法を考えた人はすごい!本当に感謝しかありません!