バンクを走る

けっこうな期間、電動スケボーに慣れ親しんだつもりだがバンクというものを走ったことがなかった。怖い、ミスってケガをしたくないというシンプルな理由だ。

最近SNSを通じてバンクを走る方々と知り合い、その流れで友人もバンクを走るようになった。せっかくの良い機会なので私もバンクを走るコツを教えてもらうことにした。

まずは場所選び。なるべく緩めの傾斜が良い。画像の場所は比較的傾斜がユルく練習に適しているということで、ここで修行を積むことにした。

次にどうやってバンクに進入するか?ゆっくり浅い角度ではじめは片輪だけでも傾斜に乗せてみる。・・・とアドバイスをもらった。

あとはひたすらトライするのみ。はじめは30cmでも50cmでもバンクに乗ってみる。そうやって走るうちに徐々にコツを掴める。ある程度バンクに乗れるようになるとアクセルオンで上昇の距離が伸ばせることに気づく。電動ならではの邪道な(?)方法だ。これはもちろんバンクの角度やボードのトルクに依存する。

鋭い角度で勢いをつけて進入したほうが高さは出るがターンはシビアになる。緩やかな角度の侵入は、画像のようなユルめの傾斜ならアクセルオンで無理やり距離と高さを稼げる。案外ウィールが食いつく。どうにかデッキの上で立てる角度でもある。これがキツイ傾斜だと緩めの進入角度ではバンクの上に乗り続けるのは難しい。

高さが出せるようになると、そのぶん下りが少し怖くなるかもしれない。高いほど下りの距離も伸びる。下りの距離が伸びるということは、そのぶん加速しやすくなるからだ。もし可能ならば、一時的に速度が落ちる頂点でターンしている時にあらかじめブレーキを軽く当てて準備しておくと下りも安定して軽いブレーキをかけ続けることができる。

頂点でターンが終わり、下りはじめて勢いが乗ってからブレーキをかけるとかえってバランスを崩して危ない感じだ。

今回、私は6インチAT、指導をしてくれた友人はクラウドウィールでそれぞれ走ったが思いのほか傾斜にキッチリと食いつき、ズルっと滑り落ちることはなかった。

※ なおこのブログを見てバンクにトライし、万が一怪我を負っても当方は一切の責任を負いません。