穴あきウィールという呼称は便宜上私が勝手に使っている。これは側面に無数の穴が空いたウィールのことでありこの穴がウィールにクッション性を持たせ、結果として乗り心地が良いですよという物である。
↑ EOVANの穴あきウィール105mm。乗り心地がかなり良い。しかし中心軸がズレており回転時にけっこうブレる。これは推奨できない。
↑ AE boardの穴あきウィール105mm。これも軸がズレていてブレる。そして乗り心地もさほど良くない。そしてコアがABEC11クローンであり、通常のABEC11のプーリーやアダプターは入らない。買ってもゴミになるだけだ。
↑ boosted 105s。お値段高め。通常のウィールと変わらない歯数のドライブプーリーなのが少し気になる。最高速は伸びるがトルクが落ちるだろう。
いつのまにかメジャーになったというか、この穴あき方式が浸透している感じだ。側面の穴には有用性があるのだろう・・・と思っていたが、AE boardの105mmウィールのようにウレタン次第では大したこともないパターンもある。
ここに紹介したものはすべて105mmである。AT用の大きい物もある。やはり乗り心地の向上はユーザーみんなの総意なのだろう。良い乗り心地はライダーにも電子機器にも優しい。
↑ AE boardは穴あきウィール装備のミニボードもリリースした。先日乗ったBackfire miniは、言いたくはないが乗り心地は最悪の部類。ハブモーターは論外だ。
boostedが出したくらいなので、穴あきウィールは今後ますますメジャーになるだろう。ATにも穴あきタイヤがあるし、電動キックボードにもけっこうある。業界全体で乗り心地の追求は今後も続くだろう。
“穴あきウィール” への1件のフィードバック
コメントは受け付けていません。