Own board M1

↑ Evolve、Backfireに続いて矢継ぎ早にミニボードのリリースだ!Own board M1

Evolve Stoke同様、ロングボードの部品を流用しました系。しかし中華ボードの中でイチ早くベルトドライブに移行したOwn boardだけあってこれはベルトドライブだ。

ぱっと見は、別段目を見張る要素はない。ミニボードのわりに重たい部類だ。7.2kg。しかしこれはサムスン40Tのオプションがある。

20R・・50g × 20個で1kg

40T・・70g × 20個で1.4kg

標準の20Rから40Tに変更することで、2倍のバッテリー容量を得る代わりに400g重くなり(もっと重くなるかも)、$100上乗せ。

うーん、ミニボードである意味がイマイチわからない。やはりラインナップ拡充要員か?

ボードそのものにそこまで意味がないというか、謎な存在となってしまう(と私は思う)が 、業界全体で考えるとけっこう影響力があるのかな?とも考えてしまう。

boosted mini Sが99Wh、$749、6.8kg

boosted mini Xが199Wh、$999、7.4kg

この辺りは駆逐されてしまうだろう。

直接のライバルはMeepo mini および mini ER。

Meepo mini ER 288Wh、$629、8kg

Backfire miniにも言えるが、ミニボードの平均的コスパを引き上げる存在として意味が大きい。

そしてMeepo、Backfireに続いてOwn boardもサムスン40Tを使い始めた。これも大きい。

40Tセルもだが、AT、ホビーウイングESC、12sバッテリー、ベルトドライブ、フレックスエンクロージャーなど、中華連合は一社が使い始めると他者がすぐに追随する流れになる。今回のOwn board M1は業界全体に波風を立てたとして充分な存在に思える。価格発表が遅れているEvolve Stokeはますます立場がなくなるだろう。

あとこのOwn board M1はデッキスワップに向いている。ドライブやバッテリーをお好みのロングボードデッキへと移植し易いだろう。そのベース車として優秀だ。とくに40Tバッテリーモデルならベルトドライブと合わせてそれなりのボードに仕立てることができる。ミニデッキが合わなかったらデッキの乗せ替えはアリだ。

サムスン40T、ベルトドライブ、これらの採用が順次進んでいき、中華ボードは徐々にレベルを引き上げている。これを感じさせたOwn board M1でした。