↑ まず表題の結論から。デッキの完成画像。とりあえずデッキはこれで終わり。以下ここに至るまでの過程。
前回はボデーペンのマツダ・ブレイズレッドで塗ったところで話が終わった。今回はその続き。
↑ ボデーペン・ウレタンクリアー。ちとお高い。地元のイエローハットで約3000円。楽天で買うとけっこう安い。
これは使い始めたら基本的には使い切らないとならない。今回、赤で塗りっぱなしで終わりにしようとしたが気が変わり、クリアーの保護層もあった方が良いんじゃないか？と考えた。
このボデーペン・ウレタンクリアーはアマゾンでも評価がかなり高い。中身は2液性のウレタン塗料で、蓋が上下にある。下の蓋を取り、金属のピンを押すことで中の2液のウレタンが混ざり合う。缶を逆さまに置いて5〜10分待つ。硬化開始だ。そのあとよく振って中身を混ぜる。
そこから一定時間内に使い切らなければならない。実際に使った感想を述べると、とにかく扱いやすい。そうとう下手ではないかぎりはそれなりに綺麗に仕上がる。
離れ過ぎず、近すぎず、20cmくらいの距離から吹き付ける。コツは垂れない程度に、かつツヤが出て濡れてる感がある塗装面になるように吹き付けること。これはタミヤのラッカースプレー缶でも同じだ。粉状というか梨地のようなザラついた感じだとツヤのある塗装面にならない。塗り始めは感覚が掴めず、ザラついた感じになるかもしれないが、塗りながら塗装面を見てスプレーの距離や吹き付け量を調整していく。
このウレタンクリアーの優秀なところは、結構吹き付けてもそんなに垂れないことだ。タミヤのラッカースプレーは塗装面を凝視して梨地にならないよう、しかしツヤが出るように、なおかつ垂れないように気を張り詰めて塗るが、このボデーペン・ウレタンクリアーはそこまで神経質にならなくてもあまり垂れることがない。
↑ 4年前くらいに作ったタミヤ・ハイラックスのラジコン。当時はまだ電動スケボーをやってなかったと記憶している。これの青いベースカラーはタミヤのラッカースプレーのみ、研ぎもクリアー上塗りも無し。この時に培ったコツが今回の塗装に生かされている。ボンネットやドアの継ぎ目もエナメル塗料を使って墨入れしたり頑張って作ったが、完成2日後の走行中、公園の階段から転落してボロボロになった。(涙)
ウレタンクリアーをデッキの赤い部分の上にサーっと吹き付け、2分くらい休憩、これを10回以上繰り返してスプレーを使い切った。下地処理さえしっかりやればそうとう綺麗に仕上がるだろうが、今回下地処理は一切なし。そのため塗装面に波というか歪みはあるが、それでもかなり綺麗に仕上がったと思う。1日待てば塗膜も充分に硬くなる。2日も経てば問題もないだろう。値段は高いがオススメのクリアー塗料だ。
そのあとグリップテープを貼った。モブ・グリップテープという製品。所々に微細な穴が空いており、気泡が出来にくいグリップテープだ。穴は表からはほとんどわからない。裏から見て初めて分かる感じだ。適当に貼って浮いたところは押せば気泡が抜ける。これは貼りやすい。余ったところはハサミでチョキチョキと切る。
↑ そしてコカコーラのロゴを貼る。メルカリで売っていたカッティングシートだ。
↑ 一般の方が作っているのだろうが、リーズナブルで品質が良い。コメント欄で交渉し、デッキに合わせたサイズを指定して作ってもらった。半オーダー、しかも2ロゴ1セット。素晴らしいシステムだ。
コーラのロゴだけでは寂しかったので、上下2本ずつラインをいれた。これもカッティングシート。5mm幅のテープタイプ。このラインテープはイマイチ色味が薄く、下地の赤が透けたので2枚重ねで貼った。
↑ ノーズの方にデッキテープの継ぎ目がある。「縦で貼るにはデッキテープの幅が足りなかったので、横に貼ったためである。」
それでもほどほどな感じに仕上がったと思う。「コカコーラが好きなのか？」いや特に・・嫌いではないが、頻繁に飲むわけでもない。私が頻繁に飲むなら「お〜い、お茶」とか「伊右衛門」「烏龍茶」のほうがよく飲むだろう。
ま、グローバルで誰でも分かる、格好がつくロゴを入れとけばいいやみたいな？モータースポーツにあやかって、レッドブルでもモンスターエナジーでも別に良かったのだ。ちなみにデッキ全体としてはペットボトルのコカコーラをイメージしている。
全体にグリップテープを貼らずに敢えてセンターを(コーラのロゴで)空けた理由は、これがポータブル電源機能をもったボードだからだ。車中泊でも仲間たちと何気ない談笑をしている最中でも、何気にスマホやら財布やら車の鍵やら置けるようにしたかった。リモコンを充電しても良いだろう。その手の物をグリップテープのところに置くとキズがつく。このコーラの部分は気軽に物を置くスペースなのだ。
だいぶ形になってきた。また気が向いたら続報を投稿します。