Refurbished 1st Generation Boosted Boards
↑ 古い情報だが、かつてはboostedは認定中古車を出していた。
認定中古車はメーカーの保証が付く。しかしboostedは日本を正式にサポートしていないので保証にあまり意味はない。買うには壊れて上等という覚悟が必要だった。
それにしても3年前の懐かしい記事だ。時代を感じる。99Whの中古車が$1299〜$1099。新品のboosted Dual+は$1399だった。しかし当時はこれに夢中になって乗っていた。満充電で5〜6kmしか走らない、トップスピードは32〜33km/hのこれがとにかく楽しかったのだ。
そして時は流れて現在。電動スケボーは低価格高性能な中華ボードの台頭により、性能あたりの価格は一気に暴落した。Inboard M1はデビュー当時の$1399 → $999 → 現在$599まで下がった。正直に言うと性能を考えれば、今となってはこれでもまだ高いと思う。
今はバッテリー容量2〜3倍、ESCの制御も格段に良くなり、最高速が50km/hに届こうかというボードが$700という時代だ。
そこで表題の認定中古車の話に戻る。いまMeepoでは認定中古車を販売しているのだ。
旧式のESCに、サムスン20R10s2p144Whの中古車が$299。絶妙な値段だ。
↑ No.28〜No.32の認定中古車
↑ No.33〜No.37の認定中古車
残念ながら上記の10台はすべて売り切れだ。そのうちまたタマが出てくるだろう。
残念なポイントはすべてバッテリーがサムスン20R(144Wh)だということだ。ハブモーターも90mm、ESCも少し微妙だと言われているNLS ESC。なおMeepo NLSはわずか8ヶ月で廃番となった。いまはNLS ProがMeepoのフラッグシップモデルだ。
感心する点もある。トラックがすべてシュレッダートラックになっている。悪評高い割れる旧式のトラックはひとつも使ってない。ここはエライ!あとはよく見るとそれぞれリモコンが違う。選考基準のひとつになるだろう。
$299。初代Meepoを思い出す。当時$270くらいで新品の電動スケボーが買えると市場に衝撃を与えたのが初代Meepoだ。それが再び蘇ったかのような印象を受ける。今回の認定中古車はその初代よりもアップグレードされている。
この認定中古車、改造ベースとしてはどうよ?
私の見解では微妙だ。私ならコアとなるバッテリーとハブモーター、ESCという三大重要パーツを変えることになるだろう。たぶんデッキも変える。辛辣な意見になるが、私の意見では使いたいパーツがシュレッダートラックしかない。
それならパーツをかき集めて1から組むなり、現行型のNSL Proを買った方が結果的に安くあがる。
認定中古車は誰にオススメか?とにかく安く電動スケボーが欲しい初心者だろう。こういう選択肢があるというのは良いことだと思う。