AE board AE2 停止電圧調査

前回書いたとおり、AE2の停止電圧を調査した。

たとえサムスン35Eで数値上の容量が増えたとしても、カットオフエンド(走行停止になる電圧)が高めの状態で走りを切り上げて止まるようなら、高容量のセルを使う意味がないということである。

↑ この状態。右上のBOがボードの残量であり、これが4メモリ中、残り1メモリでなおかつ点滅状態になると強制エコモード突入となる。どのスピードモードにも関わらず最高速は15km/h以下に抑えられる。そして約5秒毎に「ブブブブ」とリモコンが4振動する。しかしProモードで走ると、アクセルオンでの急激なトルクの立ち上がりの悪癖だけは残る。これが嫌なら、または繊細なリモコン操作に自信がないならHiモードが良いだろう。

15km/h以下と書いたが、この状態で走り続けると徐々にトルク感もなくなりトップスピードが落ちる。最終的には11km/h程度まで落ち、やがてリモコンの操作を受け付けなくなってスーーーっと止まった。それでもリモコンはひたすら5秒ごとの4振動を繰り返していた。

↑ 電圧を測定する。やり方は簡単で、充電ジャックにテスターを当てる。真ん中のピンにプラス、その周りの銀の部分にマイナスを当てるだけだ。真ん中のピンとその周りを通電させるとショートするのでやるときは気をつけよう。

調査結果30.3V

おお、思った以上に下を使う結果となった。これなら35Eを使った甲斐がある。良い結果が出たのでこのAE2を弄るのはこれでおしまい。スピードやらトルクを求めず緩く走るなら良いボードです。

別件だが、リモコン画面のオドメーターはESC側で記録されるようだ。ペアリングされた時にいままでの総走行距離が出る。リモコン単体で電源を入れてもオドメーターに距離は表示されず。今回、約36Vから走りはじめて14kmで止まった。満充電から走ればスピードにもよるが距離30kmはいけるだろう。

↑ ブッシュはコーン・バレル。程よく曲がるセッティング。今回駐車場で適当に走ったが、そこそこ小回りが効いて遊べるボード。綺麗な路面限定で、クルージングから駐車場遊びまでこなせる。初めて買うボードならこれで充分だと感じた。

後日、残念なことが明らかになった。