以前の投稿でWinboardのラインナップがグダグダだ、みたいなことを書いたが、、
私の調査、認識不足でWinboardはしっかり新型を用意していた。どうも北米とオーストラリアで販売しているモデルが違うようなのだ。北米のサイトには最新のモデルがある。 今予約すると9月下旬の出荷のようだ。
新型はスパークXとスパークS。XはAT、Sはストリートモデル。どちらも504Whのオプションがある。これでほかの中華メーカーに肩を並べる形だ。
併売のGTM-PROは「トップマウント、ノーマルデッキのATなんて乗りたくねえよ〜。メチャ車高が高いじゃ〜ん。」という印象だった。VESTAR City SUVやYecoo GTもAT仕様なら同じ条件ではあるが・・
スパークコンビはどちらもその懸念を払拭している。Xはドロップダウン、Sはドロップスルーにより、それぞれ車高を落としている。
Xのポイントは8インチの空気入りタイヤ、スプリングトラック、そしてハブモーターのAT。リモコンからESCはホビーウイングに見える。ドロップダウンデッキによる車高の落とし方も良い感じだ。角度付きライザーを使っているように見えるが、これの厚さ次第ではさらに車高を落とせそうに見える。他社の中華ATと比べるとATの度合いが濃く、よりオフロードに強そうな印象だ。
Sはドロップスルーでこれまた車高が低い。Evolveストリートモデルをリバースキングピントラックにしたような印象。Winboardはもともとシングルスタックバッテリーを使っていたのでドロップスルーでさらに見た目が良くなった。これもリモコンからESCもホビーウイングのように見える。
どちらのモデルもバッテリー残量計に、白バックに黒文字のクッキリ見やすいタイプを採用しているようだ。
boosted様式の分割エンクロージャー、トップマウント、ダブルスタックバッテリーのタイプはもはや古いような印象を受ける。こうしてドロップダウンやドロップスルーなどのデッキを使って車高にもこだわりを見せるあたり、中華ボードは本当に良くなっている。欧米豪のメーカーはコスト的にもうスタンダードな低価格モデルは作れないだろう。ちょっと前まで大容量だと認識していたRaptor2.1の10s4pすら中華ボードのスタンダードになりつつある。
申し訳ないが、199Whのモデルを$1599で販売するboostedが滑稽に見えてしまう。これはもうさすがに時代錯誤だ。