HiKOKIのボーダーレス展開

前回の投稿で、バッテリーは工具以外のボーダーレス展開をするべきだ的なことを書いたのだが、調べたらすでにそのような製品がHiKOKIから出ていたのだ。

モバイルバッテリーアダプタ、ランタン、冷温庫、ブルートゥーススピーカー、コードレスファンなどがある。

楽しい商品展開だ。冷温庫はかなり良さげだ。三電源対応なのが素晴らしい。このバッテリーが電動スケボーも使えれば面白い。おそらく技術的にはなにも難しくない。中華ボードのESCに直結させるだけだ。別にVESCでも構わない。

製作上の問題はバッテリーをスケボーに固定、接続するためのブラケットくらいだろう。これは多分3Dプリンターで作れる。

ただ、21700ver.のマルチボルトバッテリーは大きさや形状で互換性の問題がある。例えば同じHiKOKIの製品でありながら冷温庫には使えない。21700ver.は電動スケボーには最適なバッテリーだけに少し残念だ。互換性が良い18650ver.をふたつ搭載するという方法もある。やってることは前回投稿したLoadedの電動スケボーと同じだ。

これを作った場合のメリットは、HiKOKIのバッテリーを工具やその他と共用できる点。バッテリーの調達も容易だ。日本初、工場の見回りに使える法人需要の電動スケボーなんてことも。それはないか(笑)

欠点もある。BMSが充電器に付いているので専用の充電器が不可欠だ。出先での充電は少し難しい。冷温庫には充電機能が付いているのでそれを活用するという手もあるが・・・

気が向いたら、部屋に転がっている物を使って一台作るかもしれない。18650ver.のバッテリー2機搭載なら同じ理屈でマキタのバッテリーでも作れる。

問題はマキタの18Vバッテリーでは2つ用意して直列36Vにしなければならないこと。2つ搭載しないと走らない。1つでは走らない。マキタの36V用は寸法がデカイ。

これがHiKOKIのマルチボルトならバッテリーが1つでも2つでも走る。2つなら並列に繋げば良いからだ。1つなら短い距離、2つなら単純に2倍で長い距離を走れる。バッテリーの負担を考えれば2個のほうが良いだろう。

バッテリーはどこに積むか?デッキの上になるだろう。腹下は難しい。Trampaのように前足と後ろ足の間が一番無難だろう。これならフレックスデッキにも使える。

ハイエンドマシンも行き着くところまで行ってしまったので、今後はこういう変わりダネ的な自作ボードを作ろうかと考えている。クラウドファンディングで受け取ったゲーム(Blood Staind)もクリアしてしまった。キャラを強くしすぎて特にやる事がなくなってしまった。序盤〜中盤のボス敵にかなり苦戦したのでつい強化してしまった。プレイ期間は梅雨時の数日だったがよく出来たゲームだったと思う。次回作にも期待したいところだが今作は製作に4年も掛かってるからなあ〜。

そろそろ電動スケボー作りに戻ろう。