前回はマルチボルトを走行充電したが、今回はシガーソケットの12V10Aを昇圧し42V2.8Aで充電してみる。
ちなみに入力側だけ(今回においてはシガーソケット)を接続した場合、このメーターは設定出力電圧および0Aが表示される。このときに出力電圧を調整するのだ。前回のマルチボルトは20.5Vだったので今回は42Vに調整する。出力側(ボード)にはまだ接続してないので電流はわからない。前回は6Aちょいで充電していた。42V × 6A=252W。このままだとヤバすぎるので電流はこの時点で適当に左にぐるぐる回して下げておく。下げずに全てを接続させてエンジンを掛けた場合、速攻で車側のACCのヒューズが切れる。
今回の充電対象はEVOLVE GTX改。なんだかんだで付き合いの長い相棒だ。では30km以上離れた大戸屋にご飯を食べに行きつつ、このGTX改を走行充電していく。
低電圧保護をうまく調整するとアイドリングストップ時には電流が半分くらいまで下がる。(この調整に関しては前回の投稿を参照)
ただし一気には下がらず時間の経過とともに少しずつ下がり、20〜30秒も止まっていれば半分くらいまで下がるという具合だ。これはその車のバッテリー能力にもよると思う。走り出すと数秒で設定電流(今回は2.85A)に戻る。アイドリングストップ付きの車ならこれをうまく活用したい。車のバッテリーの負担を少しでも軽くしたいからだ。人によってはアンドリングストップキャンセラーを使ってそもそもアイドリングストップをさせないのも手だろう。
このGTX改は25Ah(900Wh)。3A弱(今回はおおむね120W)で充電するなら残量のない状態からだとかなり時間が掛かる。今回は実験ではあるが、充電時間を考えるとあまりシガーソケットによる充電は現実的ではない。そのうちバッ直360W充電を試すだろう。マルチボルトバッテリー2個なら288Wh。これくらいならシガーソケットでもまあなんとか、というところだ。
話は戻り今回は12Vの送風機を使ったが、他にもシガーソケットを使う製品を使ったりUSB充電の製品を充電するなどできる。電動スケボーのバッテリーを走ること以外にも使えるようになった。
車から電動スケボーを充電したり、その充電されたボードの電気を他に応用するという今回の実験でした。やっていることはキャンピングカー等で使用されているサブバッテリーと走行充電の関係を電動スケボーやマルチボルトバッテリーに置き換えたようなものだ。これは電動キックスクーターにも応用できるし、車中泊やアウトドアにも活用できるだろう。
e-ATBおよび、ESK8.jpはあなたの豊かな電動スケボーライフを応援します!
と無責任かつ適当なことを言ったところで今回の投稿は以上!