上の画像はカスタムオーダーの価格。
今回のS2 ATRAXはスタンダードセットアップと称して3つのモデル、それ以外に細かくオーダーできるカスタムオーダーがある。
まずスタンダードの3つから。
ベースセットアップ・・$3949(最安構成)
6358モーター、60AのESC、864Whバッテリー(サムスン40T10s6p)、8インチタイヤ、5A充電器
ハイオクタンセットアップ・・$4449(性能重視)
6374モーター、110AのESC、864Whバッテリー(サムスン40T10s6p)、10インチタイヤ、5A充電器
エンデューロセットアップ・・$4649(距離重視)
6374モーター、60AのESC、1800Whバッテリー(サムスン50E10s10p)、8インチタイヤ、10A充電器
サスペンションのバネの色は赤、緑、青の3色から選べる。これらに加えて現在のプレオーダーならライトが無料で付いてくる。
これらの選択肢を購入者が自由に組み替えることができるのがカスタムオーダーだ。
なかなか難しい選択だ。バッテリーは1800Whが欲しい。サムスン50Eは私も自作機で使用しているが実績のある良いバッテリーセルだ。
モーターとESCの選択が悩ましい。走りの目的に合わせて選ぶことになるのだが、金に糸目をつけないなら110AのESCと6374モーターにするべきだろう。これなら後悔しない。大が小を兼ねる部分。
少しでも予算をケチりたいなら60AのESCと6358モーターになる。ぶっちゃけコレでも充分に走るだろう。私の自作機であるTorque Boards Blueは6354モーターを40Aで使用しているが、ハッキリ言って充分に速い。たぶん60AのESCと6358モーターでもめちゃくちゃパワー不足とかそういうことは無いだろう。
カスタムオーダーを弄ると、最高速55kphと60kphの差はタイヤ径で決まり、登坂力の35%と40%はESCで決まるようだ。モーターは何の決め手?熱やパワーに対する余裕というところだろう。
タイヤ径はオフロード重視なら10インチ、オールマイティに行くなら8インチ。
充電器はぶっちゃけ5Aで良いだろう。個人的な感想として1800Whのバッテリーで5A充電器なら10時間、サムスン50Eセルが5Ah、10並列なら50Ah、ゆえに50Ah ÷ 5A = 10時間。前の日から充電しておけば充分だと私は思っているが、これは人それぞれのライフスタイルや性格にもよる。10A充電器なら5時間。
そんなこんなでオーダーを通そうとすると支払いはApple Payのみ。日本のクレジットカードは通らないっぽい。
↑ カードの件も含めて、オーストラリア、北米、欧州以外は要問い合わせという。今回送料は不明だったが、仮に配送可能だとしてもおそらく安くはないだろう。
前回の投稿からのサプライズはサムスン50E10s10pバッテリー採用だった。もし買うならこれだけは最優先事項だ。やはりAT機なら1000Wh以上欲しいわけです。逆に高電圧が流行り始めている昨今において10s(10直列・定格36V)というのは意外とも感じた。同社の他のラインナップと合わせた、または10直列でも問題ない、理由はそんなところだと思う。
車両自体のお値段は・・やはり安くはない(涙)
今は為替も時期が悪い感じだ。