Shred Lights SL-1000納品

ということで、簡単な感想を書く。まず思ったよりも手に持つと大きい印象。そして少し重く感じる。そして明るい。

SL-200の3段階中最強の3の照度と、SL-1000の5段階中の2でほぼ同じくくらいの明るさという印象。

SL-1000は最強照度で使えば原付のヘッドライトとしても通用するのでは?というレベル。SL-200の最強だとママチャリなら良いかな?という感じ。

↑ SL-1000の最弱。

↑ SL-1000の最強。

画像だとイマイチ伝わりにくい。最強だとけっこう遠くまで照らしてくれる。このサイズでこの明るさなら良いだろう。

SL-1000はスケボー専用という枠から自転車、バイク、アウトドアまでコンセプトを広げた製品だ。そのため装着用のマウントもラインナップが拡充されている。

私はまだSL-1000をそこまで使い込んでもおらず、灯りを点けただけではあるがSL-1000を1個持っておけばスケボー以外にも色々使えるかも?と思わせる製品だと思う。

初代はチャリンコにすら使えないほど暗く、ただのポジションランプ程度だった。SL-200でかなりまともになり前照灯とポジションランプの中間くらいになった。SL-1000は前照灯として充分使える。懐中電灯にも充分なスペック。ただし、最強照度の5段階目は消費電力も大きいが本体自体がけっこうな熱を持つ。最強照度だと手で持ちながら使うには嫌だなというくらいの熱さになる。SL-200との違いはこの熱の部分に関わる設計の抜本的な違いも大きい。SL-200はラバーボディ、SL-1000は金属ボディ(アルミ?)だ。

結局のところ、世に数多あるLEDライトにかなり近づいて差別化が難しい製品になった部分もある。明るく、少し大きくなり、18650をバッテリーとした結果、その辺のLEDライトにスケボー用の取り付けステーが付属しただけみたいな製品になった感が否めない。

SL-1000は場合によっては取り付けに問題が出てくる可能性もある。ライザーパッドと隣接する装着法だとマウントとライザーパッドが干渉してそもそもマウント自体が装着不可能というパターンがあった。せめてマウントが横幅方向にあと3mm長ければ・・・というところだ。

↑ バイオボード・プルトニウムに装着してみた。3枚あるライザーパッド、分厚い上段、薄い中・下段のうち、中段のライザーパッドは両サイドを3mmずつ切って幅を狭くしている。そうしないとマウントが取り付けできなかった。

スケボーにはいささかオーバースペックともいえるSL-1000。低めの照度でバッテリー長持ちのスタイルで使うのがメインになるだろう。もし自転車なども所有しているなら兼用で使うにも良い製品だろう。