今でこそ自作電動スケボーの決定版リモコンはFlipsky VX1だと公言している私ではあるが、メインの自作6インチタイヤATボードは下のMaytechのリモコンを使っている。
↑ MTSKR1712リモコン。今はかなり安い。私が買った頃は$70くらいした。操作感はかなり良い。VX1の前はこれが定番だったのだが、今では見向きもされない。なぜなのか?それは以下の理由ではないかと思われる。
このMTSKR1712は仕様がコロコロと変わったようだ。私が所有しているバージョンはとにかく充電の状態やら残量の状態がわかりづらい。充電していたつもりがされていなかった、電源を切ったつもりが切れてなかった、そんなことがザラにある。
そして今時のリモコンと違い残量のバイブレーション警告もない。MTSKR1712リモコンはバッテリー残量を示すLEDを見逃すと走行中にプツっと切れる。私の所有バージョンは緑点灯が残量無し、消灯が残量に余裕ありという表現方法。これもわかりづらい。別のリモコンをいくつか所有していると違和感のある表現方法だ。
今もバイブレーション機能は無いが、残量なしのLED警告は赤LEDの点滅に変わったようだ。赤の方が警告としてしっくりくる。そして現行のバージョンはボードとの通信が5分切れると自動でリモコンがオフになるようだ。これもリモコンのバッテリー切れ対策だろう。今のバージョンはそんなに悪くないと思う。私の物も含めて前のバージョンが悪すぎた。
MTSKR1712リモコンに限らず、走行中にリモコンのバッテリーが切れると最悪だ。なにもできなくなる。私が過去に3回やらかしている。そして3回、それぞれ違う対処をした。
まずは友人に迎えに来てもらった。「助けてくれ〜」と車で迎えに来てもらった。出来れば避けたい迷惑な方法である。
次はたまたま2人で走っていたときにリモコンの残量が切れたので道端で拾った棒で引っ張ってもらう方法を取った。
↑ 走れる方が前、走れない方は後ろ。棒を持って前の人に引っ張ってもらう。いちおうこんな方法もある。いい具合に竹の棒が道端に落ちていた。私は助かったがこれも友人にとっては迷惑な方法である。
最後の方法として、スマホで地図検索して一番近いコンビニまで歩いてモバイルバッテリーを買った。それでリモコンを充電する。これは金がかかる。またコンビニが無いと無理だ。私はコンビニまで15分ほど歩いた。
これらは事後対処だ。事前の対策はどうするか?
まずモバイルバッテリーを常に持つようにする。しかしこれは荷物が増えるので人によっては嫌だと思うだろう。
次にボードを改造してリモコンやスマホなどを充電できるようにする。これは出来る人と出来ない人に分かれるだろう。
あとは車で現地まで移動する間に車の中でリモコンを充電する習慣をつけることだ。いまはシガーソケットに挿すタイプの車載USB充電器が充実している。それを使う。
意外と失敗するのは家で充電することだけというパターン。充電していたつもりがされてなかった、充電してたけどリモコンの電源が入りっぱなしだったということが稀にある。
あとは「まだ残量が持つだろう、たぶん大丈夫だろう」という思い込み。これも良くない。あとは出発前にリモコンの残量確認、これも習慣化したほうがいい。一度走り出せばリモコンなんか見ないからだ。
私の失敗が皆さんの一助になれば。