独身の日に格安ベルトドライブ3個を注文したのだが、届いたのは1個だけという中華にありがちな事態が発生した。中華と言えども基本的にFlipskyとかAE boardなどはしっかりしている。
Meepoは経験上は微妙だ。良い製品だと宣伝されるわりに実際の物は少し微妙・・・という感じだった(初代meepo)。またAWDを注文しても数ヶ月経っても届かず、結局キャンセルしたという経緯がある。
中華に限らず、Enertionなどはもはや地雷レベルになっている。米AmazonのFOCBOX Unityだけが唯一の良心だ。海外通販はそういうリスクがある。
AliExpressに話を戻すと、届かないとか不良品とか、今回のように数が足りないなどは「紛争を起こす」ことができる。やり方は簡単で「紛争する」をタップして理由を選択し、証拠の画像をアップロードする。こうしてAliExpressの運営に、間に入ってもらうのだ。
しかし、運営はすぐには動かない。まずショップ側が「足りない分をすぐに送ります」と言ってくる。私はもう要らないと思ったので「配送されなかった分は返金してくれ」と返事をした。
次に向こうが使ってくる手は「PayPalの入金アカウントを教えてください、そこに返金します」と言ってくる。しかしその段階では絶対に返金してこない。
AliExpressはメルカリなどと同じシステムで買い手が「商品を受け取りました」という項目にタップしないと売り手に入金されないのだ。この時点では向こうはまだ金を受け取っていない。AliExpress運営がお金を一時的に預かっている状態である。つまりこの時点で返金などするはずがないのだ。ではなぜそんな事を言ってくるのか?
向こうの言い分としては「返金するから先に紛争を取り下げてくれ」と言うのだ。しかしこれは罠である。取り下げたら終わりだ。AliExpress運営は交渉が成立したと判断して紛争が終わってしまう。
こちらの手はとにかく金を返せ、返金だ、と言い続けるのだ。黙っていてもまずい。紛争状態をキープする。
すると数日でAliExpress運営が解決策を提案をしてくる。だいたいこちらの返金要求額、支払額の約2/3を提示してきたのでこれを受け入れる。ただしこの期間は3日しかないので、マメにアカウントを覗いて紛争の進行を確認する事を勧める。
AliExpressは恐ろしい・・・信頼できるショップもあるが、関わるとロクなことがないショップも多々あるのだ。何が嫌かといえば、こんなことに無駄な時間を割きたくないのである。
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