ポータブル電源機能搭載マシン制作 ③

↑ とりあえず、電動スケボーとして走れる状態にまで組み上げた。ウィールが前後で違うのは、どちらを使うかまだ悩みがあるからだ。120mmになるかもしれない。

ちなみに3D Servisasのギヤドライブに付属するABEC11アダプターと、Slick revolution社のウィールはジャストフィットする。

↑ 電源ボタンと充電ジャックはスペースの都合上、リアトラックの真後ろになった。充電ジャックは蓋付き。

↑ 外部電源。左の丸い蓋のモノがDC12Vシガーソケット。これはDCDCコンバータにより、バッテリー残量に関係なく12Vを出力する。

その右隣が50V〜42VくらいのDC出力XT90。こちらはバッテリー残量により電圧が変動する・・・というよりバッテリー電圧そのものである。

↑ シガーソケットは安定の12.51V。何に使うかは不明。カー用品店などにあるスマホ充電器などを使えるだろう。あとは DC12V扇風機とか?実のところ苦労して取り付けた割に大して役に立たないであろう装備。

12V × 8A = 96W程度の出力。

↑ XT90。こちらは現在45.2V。これも何に使うかは不明。理論上はDCACインバータを使うことで、このスケボーのバッテリーを使用して電子レンジも使えるはずである。

最大で90A × 45V = 4050Wくらいは出力できるはず。いつか試すだろう。そして実験結果に満足するなり、失敗するなり、結果さえ分かれば、その後はあまり使わなくなるだろう(笑)

冬の車中泊などで電気毛布を使うのもアリだろう。一晩は余裕でいける。二晩はどうかな?というところ。

外でDIYをやる際のAC100V電動工具の電源としても使える。外で木の枝を切るときにコード式のチェーンソーを使うこともできる。(かなり強引だが)

ようは使い方は色々ある、ということ。

↑ 電圧計とUSB ×2口。どちらも動作は確認した。これを固定する部品を3Dプリンターで作る。そして完成だ。トラックのネジの色が違うのはたまたま同じ色の持ち合わせがなかったためである。

果たして、ポータブル電源機能付きのスケボーというのは今後市販車として世に現れるのか?ただの変わりダネとして消えるのか?

その人のライフスタイルによっては意外にも使える気がする。

台風の被害で地域によっては停電が長引く報道なども見たが、例えば台風上陸の前日などに充電しておけば少しは安心なのではなかろうか?

とりあえず、近日中にこれを完成させて次のプロジェクトに移りたい。涼しくなって電動スケボー作りもやりやすくなった。