https://youtu.be/GZEwH-AC-nI
↑ 恒例の解説動画が公開された。
まず、BantamからStokeに急遽名称が変わった理由から述べている。他社のスケートボードに同じ名前があったようだ。
↑ PVではBANTAMのロゴが入っている。おそらく、この時点である程度は生産していると思う。もしそうであればどうするのだろうか?デッキは作り直し?箱も作り直し?またはステッカーを貼る?損失分は価格に転嫁?発売の遅れもあるかもしれない。
↑ バッテリーのセルも公開された。ソニーVTC4。バッテリーパック自体は同社のトラベルバッテリーだ。GTRと互換性があるということ。
↑ スペックも公開された。モーターはGTRと同じ。ESCも同じ。そして予想通りあまり軽くはない。8kg。レンジも10Wh/kmの法則通りの数値。トップスピード付近で走り続ければ10kmもいかないだろう。せいぜい7〜9km。デッキの長さは33インチ。独自のバンパーでガードされたモーター。最高速もGTRからおおよそ1割落ち。GTR比で97mmから85mmになっているウィールの関係だろうと思うが、まあ妥当だろう。
リモコンもGTR同様、ブルートゥースR2リモート。大きいウィールはデッキに当たるから使えないことも述べている。これも想定通り。
PV公開 → 解説動画 → ユーチューバーへの先行配布&動画配信 → 予約開始
これを数日で実行する流れはマーケティング的に効果のある流れなのだろう。Appleと方法が似ている。また代表自ら必ず解説するのは素晴らしい。これを継続することも素晴らしい。安心感と信用性が高まる。
この業界、遅延やら発送しないやらを繰り返して不義理なことを続けた挙句に代表が表に出てこなくなるのが通例になってしまっている。それに比べればEvolveはかなりクリーンな会社だ。
Stoke。あとは値段だ。動画内で「顧客の要望による安いボード」的なことを言っていた。そう、これは安くないと意味がない。予想はAU$1199。ここがラインだと思っている。高くてAU$1399。これを越えたら送料まで考慮するとナシ。他社の似たようなもっと安いボードを買った方が良い・・となる。
問題は私の予想としてStokeは安く売れば当然利益率が良くないであろうということだ。モーターもESCもリモコンもGTRと共通。バッテリー以外はGTRと大してコストは変わらない。やけにお高いGTRと合わせてトータルで収益を上げる戦略なのだろう、おそらくは。正直、GTRは高い。とくに関税(だと思う)で異様な価格設定になっているアメリカは厳しいだろう。
この手のキックテール付きショートボードからヒット作が生まれないのが今までの流れではある。速く走れない、距離を走れない、大きいウィールを使えない、車高が高くなることが約束されているからだ。そして何しろStokeは軽くない。このショートボード様式の唯一のメリットである軽さすら潰えている。やはりGTRからのパーツの流用では無理がある。そこをわかっている上で価格とのトレードオフになるはず。
価格の公表が楽しみだ。
“Evolve Stoke ジェフ氏による解説” への1件のフィードバック
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