同社はカーボンATも販売しており、バンブーATはその竹デッキバージョンとなる。
↑ カーボンATとの違いはデッキ変更に伴いエンクロージャーもフレックスタイプというところ。Wowgo ATはダブルスタックバッテリーだが、バンブーATはシングルスタックのフレックス。このタイプのエンクロージャーは今後のスタンダードになるだろう。デッキのしなりに対してバッテリーパック全体も少し曲がる。
モーターやバッテリースペックそのものはカーボンATと同じ。容量は504Wh。ドライブもベルトドライブだ。
↑ タイヤは側面に穴が空いてるエアレスタイヤ。
バンブーATの良さはわずかなドロップダウン、そして競争力のある価格設定だ。今のところ$999。
カーボンATは高額寄りでオススメしかねたが、同じスペックでこの値段なら悪くないと思う。BackfireレンジャーX2やWowgo AT、WinboardスパークXなどのライバルと充分に渡り合える。しかし、逆にいうと中華ATは飛び抜けたモデルも無い。基本的にはほぼ横並びだ。ダブルキングピントラックまで共通。大きな違いはハブモーター、またはチューブタイヤやエアレスタイヤのベルトドライブなど、ドライブの違いかもしれない。
中華ボードはフレックスエンクロージャー、12s(50.4V)など、着実にスペックアップのための武器を次々に実装し始めている。まもなく中華ボード全体として、ユーザーの平均的なライディングレベルを超えるスペックに到達するだろうと予想している。