Meepo ベルトドライブと遊星歯車

ハブモーターで頑張っていたMeepoもついにベルトドライブへと転換。900Wのモーターふたつ。オレンジ色のバッシュガードとグレーのウィールがBoostedそっくりだが、流用品だろうか?適当にまとめたやっつけ仕事感がある。

遊星歯車のシティライダー2エンクロージャーが初代Meepoのものとそっくり。ドライブは遊星歯車を使っている。

遊星歯車といえばStaryを思い出すが、Staryは私の中でもワースト3に名を連ねるであろう最悪のボードだった。乗りにくい、乗り心地も悪い、うるさい、100%確実に壊れる、バッテリー容量も少ない。

しかしこれは黎明期の試行錯誤から生まれたボードのひとつなので仕方がない事なのかもしれない。ハブモーターが現れたのはその後である。

そんな経緯があって遊星歯車には個人的にあまり期待を持てない。しかしAT用にギヤボックスが大きいタイプならStaryと比べてまだましなのかもしれない。

今回のこの2機種を伝えるメールには最近の発送遅延に関するお詫びも添えられていた。これも個人的な意見になるが私はMeepoという会社をあまり信用していない。

発送もそうだが、コロコロと仕様が変わるESCも気にくわない。Ling Yi ESCに拘りすぎた結果なのだろうか?ダメなものはダメだとサッサと切り替えない判断の遅さがダメである。長らくダラダラとmeepo ESCバージョンx.xみたいなアップデート(?)を散々繰り返して、結局ホビーウイングESCに収まった。

ハブモーターに拘ったのも気にくわない。電動スケボーが本当に好きならば(Meepo CEOのキーラン氏はそう公言している)、サッサとベルトに切り替えるべきだったと思う。ハブモーターの全てがダメだと言っているわけではなく、低価格帯のエントリーモデルとしてハブモーターモデルをラインナップしつつも、上級モデルはベルトをリリースするべきだと個人的には思っていた。事実、他の中華メーカーはそうしている。Exwayすら遅かったと思ったくらいだ。

電動スケボーが好きだと公言するわりにはその辺の感覚のズレがどうにも気にくわず、配送の信頼性も相まって私の中ではイマイチなメーカーというイメージがある。

上記の2機種はとりあえず様子見。さらにMeepoロードスターという新機種の構想もあるらしいが果たしてどんなモノになるのだろうか。

$250という激安ボードから始まったMeepoであるが、すでに安さという取り柄もなく中身で勝負しなければならない。