中華ボード躍進(2020.4)

英 スリックレボリューションでExwayとOwn boardの取り扱いを開始するという。

InboardやEnertionが倒産し、Boostedが事実上消滅した昨今において中国以外のメーカーが電動スケボーを自社開発、販売を続けるのは難しい状況だ。

いまや$1000近辺、または$1000以下の電動スケボーは中国の寡占状態と言って良いだろう。

スリックレボリューションに関しては失礼ながら「売れてるの?」という疑問があった。同価格帯の中華ボードに勝てるとは思えなかったからだ。そんな中で冒頭のニュースである。

Boostedの消滅とともに、そっくりそのまま置き換えることができるExway FLEXとBackfire Zealotがリリースされた。スリックレボリューションはこれらのボードとキャラクターがカブる。中華ボード躍進の影でスリックレボリューションもまた大きな影響を受けているのだ。

中華Boostedクローンもオリジナルを潰して極まった。昨年からEvolveのクローンも出始めている。次の中華ボードのターゲットは何だ?ATラインナップの拡充?大容量バッテリー搭載によるハイエンドへの進出?

米豪の主要メーカーが淘汰された2019〜2020年。今後ますますそれが加速するのか?