自作プーリーを試す

↑ 左の黒いプーリーは借りている38Tケーゲル。真ん中の赤いプーリーは3Dプリンターによる自作の34Tプーリー組み立て済み。右はそれが分割されているもの。

↑ M3 × 30mmのネジ10個を使って組み立てつつも、ネジ自体がウィールへのハメ込み部分(突起)の補強を兼ねている。なお今回はPLAフィラメントという比較的安いフィラメントを使っている。強度は微妙だが、剛性はそこそこ高めの素材だ。

↑ 装着してみた。ウィールはEovanの105mm穴あきゴムウィール 。

プーリーの実験と2019年の走り納めを兼ねたライドだ!いざ!

結論は非常に良いプーリーが出来たと言える。約26kmの距離を問題なく走り切った。なおベルトはEvolveの32T用をそのまま使用している。34Tは可、36Tまでイケそうな気がする。38Tだとさすがに長さが足りないかな?という雰囲気だった。

モーターを同じ位置に保持するなら、 プーリーの歯が1T増えるごとにベルトは5mm長くなければならない。2Tずつ歯が増えるなら、それに応じて1cmずつベルトを長くしなければならない。厳密に言えば、ドライブプーリーが大きくなるほどにベルトの角度もキツくなって、より長めのベルトが必要になる。32T用ベルトだとドライブプーリーは36Tで限界ではないか?という予測だ。

そしてプーリー以外に問題アリ。それはEovanの穴あきウィールだ。このウィール、回転時にものすごくブレる。センターがまったく取れていない。またベアリングを挿入するときにかなり苦労する。

スマホのバイブレーション機能の原理で、敢えてバランスを崩した重り付きモーターを回すとブルブルと振動するアレと同じ現象を起こす。ボードを持ち上げてモーターをアクセルオンで空回りさせるとボード全体がブルブルと振動するほどだ。恐ろしくてあまりスピードを出せない。このウィールはもう使うことはないだろう。これっきりだ。逆に言えばそんなウィールにも3Dプリンター製のプーリーは耐えた。M3ネジの芯がかなり効いている。

↑ 強風の中、今年の走り納め。お疲れ様でした!

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