電動スケボーに最適なデッキとは

自作とかカスタムにおいて、電動スケボーにはどんなデッキを使えばよいのか?

好みや走りのスタイルの数だけ存在すると言ってしまえばそれまでだが、なるべくバッテリーをたくさん積みたいとか足の収まりが良くて快適に走りやすいとか、ある程度万人が求める基準がうっすらとあるのも事実だと思う。

そこで私の独断と偏見による、電動スケボーに良いと思うデッキをいくつか挙げてみたいと思う。エンクロージャーが調達できるかどうかもポイントになる。つまりある程度メジャーなデッキになるのだ。マイナーなデッキではエンクロージャーが無いからだ。このデッキを使えばそれなりに良いボードが組めちゃうよ、というチョイスだ。

①ランドヤッツEVO

文句なしの殿堂入り。とにかく高速安定性に優れる。ただ、DIYシーンにおいて18650オンリー、サムスン30Qばかりもてはやされていた頃にエンクロージャーも設計されており21700セルを積むのに難儀する。また前方から後方に向かうほどデッキ幅が狭くなり、eboostedのエンクロージャーも同様に後ろの方が幅が狭い。シングルスタックでは意外と沢山のセルを積むのが難しい。50km/hオーバーを目指すならコレ。

eboostedが、バッテリーをより多く積める新型のエンクロージャーを開発している。

②ランドヤッツ スイッチブレード40

eboostedにもエンクロージャーが用意されている。またBio boardsのラジウムにも採用されていたデッキ。ダブルドロップ。上記のEVOエンクロージャーと違い、21700がDIYシーンで使われて始めてから設計された新しい部類のエンクロージャーなのでセルを多く積みやすい。18650の12s5pと10s6p、21700の10s5pと12s4pを積めるが、サイトの説明によると13sも可能だという。13sはVESCの保証外になるので自己責任で。シングルスタックでかなり良いボードを組めるだろう。来年、私はFSESC6.6を使って一台これで組もうかと思っている。

③トルクボード40デッキ

これについては前回にも投稿したデッキ。これはセルの積みやすさと自作のし易さ、ダブルドロップと、DIYユーザーが求めるものをすべて兼ね備えたデッキといえる。AT、ストリートと、オールラウンドに使えるだろう。2019.12/1現在予約受付中。

④BKB Tayto V2

Build Kit boardで販売しているデッキ。今現在ではエンクロージャーもセットで販売しているV2であり、エンクロージャーを固定するためのネジ穴があらかじめ開いている。電動での31インチはショートの部類になるがこれは乗りやすい。またバッテリーも積みやすいが、自作するならBKBから直接組み立てキットを買った方が手間が省ける。

⑤サブソニック・センチュリー40

サブソニック・センチュリー40″アングル付きのドロップダウンであり、ランドヤッツEVOに酷似している。これの良さはシングルスタックならランドヤッツEVOよりもセルを多く入れやすいということ。

ある程度の最適解を求めると上記のデッキになると思う。乗りやすい、セルを多く積みやすいなどが基準だ。挙げたデッキのほとんどがドロップダウンだがやはり安定感が抜群だ。スピードが出る電動スケボーとドロップダウンの相性は良い。